act.1

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「・・・・・ん・・・寒・・・」 風が肌に当たる感触がして俺はうっすらと目を開けた 俺の目の前に広がる世界・・・・ それは・・・・・・ 「夜やんっっっ!!!!!!!!!!!」 どうりで寒いと思うたわ!!! つか何で誰か起こしてくれへんかったんよ!!? まぁ、中庭はめったに使わない所やから人気が少ないけどもな・・・ 「まぁ、ええか。」 あ~ぁ、今日はとことんついとらへん一日やなぁ~ 俺は両腕を掴みながら学校を出た RRRRRRRR・・・・・ 門を出たところで携帯が鳴る 「もしも~し」 『あ★志織君?アタシ②』 「何や?アタシ②詐欺かいな?」 『いやだ~もう志織君たら♪』 電話の相手はこの間ナンパした女の子 『ねぇ、今暇してんだけどぉ~?遊ばない??』 「ん~ごめん。今日はそないな気分じゃないねん」 『え~つれなぁ~い』 「ほんまにごめんな。次は遊ぼうな♪」 『しょうがないなぁ★分かった。じゃあまたね♪』 そう言って女の方から電話を切った あ~ぁ。俺女の子大好きやのに・・・ いつもなら誘いが来たら必ず遊んでたのに・・ ぜんぜんそないな気分やないわ 「あ~胸くそ悪ぅ~」 そこら辺の空き缶を蹴って、俺は真っ直ぐ家に帰った  
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