409人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・・ん・・・寒・・・」
風が肌に当たる感触がして俺はうっすらと目を開けた
俺の目の前に広がる世界・・・・
それは・・・・・・
「夜やんっっっ!!!!!!!!!!!」
どうりで寒いと思うたわ!!!
つか何で誰か起こしてくれへんかったんよ!!?
まぁ、中庭はめったに使わない所やから人気が少ないけどもな・・・
「まぁ、ええか。」
あ~ぁ、今日はとことんついとらへん一日やなぁ~
俺は両腕を掴みながら学校を出た
RRRRRRRR・・・・・
門を出たところで携帯が鳴る
「もしも~し」
『あ★志織君?アタシ②』
「何や?アタシ②詐欺かいな?」
『いやだ~もう志織君たら♪』
電話の相手はこの間ナンパした女の子
『ねぇ、今暇してんだけどぉ~?遊ばない??』
「ん~ごめん。今日はそないな気分じゃないねん」
『え~つれなぁ~い』
「ほんまにごめんな。次は遊ぼうな♪」
『しょうがないなぁ★分かった。じゃあまたね♪』
そう言って女の方から電話を切った
あ~ぁ。俺女の子大好きやのに・・・
いつもなら誘いが来たら必ず遊んでたのに・・
ぜんぜんそないな気分やないわ
「あ~胸くそ悪ぅ~」
そこら辺の空き缶を蹴って、俺は真っ直ぐ家に帰った
最初のコメントを投稿しよう!