409人が本棚に入れています
本棚に追加
「･･･････」
「･･･････」
俺の後ろにアイツが付いてくるような形で歩く
あーも、こんなヤツ助けるなんて前代未聞や････
「･････あの･･･」
そんな時、アイツから声がかかった
「････何」
「･･あの････さっきは･･･」
「礼とかいらん」
「え･･･」
「別にお前助けたんとちゃうし。お前を相手にするあいつ等が気の毒でしゃあなかったから･･」
「････でも･･･ありがとうございます･･･」
「････････」
やめろや･･･
調子が狂う･･･
急に素直に謝ったりなんかすんなや
「･･それにしてもアナタも意外にいい所があるんですね･･･」
「････どういう意味やソレ･･」
「そのまんまの意味ですけど？」
「････やっぱお前なんか助けなけりゃよかったわ」
「あれ･･？助けたつもりじゃないんでしょ？」
「･･･っっっ!!!!!お前なんか大っっ嫌いや!!!!絶対助けてなんかやらん!!!毎日犯されてろアホッ!!!」
「なっっ!!私だって大嫌いです!!!助けてもらった事にはお礼を申し上げますがやはりアナタはアナタでしかなかったようですね!!!アナタには心底うんざりしましたよ!!!」
「何やてぇぇぇえ――――!!!!」
夜の一本道
これがきっかけで俺の歯車が壊れ始めたのは
まだ、先の事やった
act.2に続く
最初のコメントを投稿しよう！