act.2

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「こら、岸川!!!いつまで寝てるんだ!!授業受けんか!!」 「・・・あぁっ!!?」 気持ちよく爆睡しとった俺の頭を教科書を丸めて俺の頭を叩きながら鬼塚のヤローが耳元で怒鳴る あ、鬼塚っちゅう奴は国語の先公。 別に嫌いじゃないんやけど 睡眠の邪魔をされて俺は機嫌が悪なって反抗的な態度をとった 寝起きなせいで目つきが多分悪い 鬼塚は少しビクついたけど顔を何回か左右に振って 「な・・なんだその態度は!!」 そうまた怒鳴りだした あ~そんな近くで叫ばんといてくれ・・ 耳がキンキンするわ・・・ 「んな大声で叫ぶなや。ちゃんと聞こえとるわ!!!」 少しイラついた声で机をバンッっと叩いて立ち上がる 鬼塚もとうとう神経が切れて 「岸川ぁぁぁああ!!!お前はもう授業受けんでいい!!出て行けっっ!!!」 「だからうるさい言うとんねん!!あぁ、こっちから願い下げやわアホ教師!!」 怒鳴る鬼塚に俺は更に怒鳴り返してそのまま勢いよく扉を壊れるくらいに強く閉めて俺は教室から出た あぁ~あ、やってもた・・・・ まぁ、こんな事しょっちゅうやから別に気にせぇへんけど 「さて、これからどうしよか・・・」 廊下を歩きながらしばらく考える とりあえずゆっくり眠れる場所・・・ 「保健室行こ・・・」 そう呟いて俺は保健室に向かった  
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