act.2

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「お~う!!!お前さん達こんな所におったんかぁ~!探したでぇ~☆」 屋上の扉を勢い良く開けてにこやかにそう言うた けど・・・ あら・・あらららら・・・ お二人さん顔近づけて・・・ もしかしていけない時に来ちゃった俺?? でも今更引けへんしなぁ・・・ いいや♪とぼけちゃえ☆ そう決めて俺は無神経面で惷達の方にズカズカと入り込んでいった 惷を見ると何やら俺を睨んでるご様子~・・ あはは~邪魔されたから怒っとるんや絶対・・・ 「なんやどないしたん?腹痛いんか?」 でも俺はそれにあえて触れず気づかないフリして爆笑しながらそう言った あぁ~めっちゃ怒っとるわぁ~ 気持ちは分かんねん!!そりゃお俺だって二人さんだけにしてラブラブさせてやりたい せやけど俺かて一人で寂しいねん・・・ 構ってほしいねん・・・ そんなお年頃やねん・・・ そんな時、後ろからもう一人誰か屋上に来た 「あ・・・・惷君・・勇矢君・・皆さんお揃いで・・・」 またコイツかいな・・・・ もう勘弁してくれや 何でこんな何べんも嫌いな奴と顔合わせなならんねん!! 俺はまた腹が立ってきてアイツにケンカを売りに行った  
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