409人が本棚に入れています
本棚に追加
「何やお前。何しにきたんや?」
ドス利いてる声でアイツに言ってやるとアイツは涼しげな表情を見せて
「何しに来たって・・お昼食べに来たに決まってるでしょ?そんな事もお分かりになられないのですか?」
眼鏡をあげながら俺にそう言うてきた
む・・か・・つ・・く・・・・っっっ!!!!
「なっ・・・・!!!お前ここから出ていけや!!飯がマズなるわ!!!」
「出て行ってもらうのはあなたの方です。ここは私がいつも昼食をとってる場所なんですから。」
「まぁまぁお二人さん!!ケンカはやめろって!!」
俺とアイツとの言い合いの間に惷が割って入った
そしてアイツにとんでもない事を言った
「あ、あのさ、一緒に食べない?」
何言うとんねん!!!
「はぁ!!?惷何コイツ誘ってんねん!!」
すかさずそう言うてやったら惷が俺の方をキッと睨んで
「うーるーさーい!!志織は黙っててよ!!!」
そう俺に怒鳴った
うわぁ・・・まださっきの事怒っとるわ・・・
「・・じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
しかもコイツ断ればエエものを・・・
素直にお言葉に甘えんじゃねぇよ!!!
一緒に食べ始めた時、俺はそう悪態を心の中でついて
フンと鼻を鳴らして昼飯を食べ始めた
最初のコメントを投稿しよう!