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act.1
「まじ腹立つわあのガリ勉!!!!」
走ってきた場所は 中庭
薔薇がこれでもかってぐらいあるんや
俺は近くにあったベンチに座った
頭の中でさっきの事がよぎる･･･
クソッ
せっかく友達も出来て嬉しい時に
アイツがいたせいで
「台無しや･･アイツのせいで台無しやっっ!!!」
拳を限界にまで握り締める
その時、遠くの方から聞き覚えのある声が聞こえてきた
耳を済ませてみれば
「志織ぃ――――!!!!」
ん･･？この声･･･
惷やん!!
まさか追いかけてくれたん!!?
俺は嬉しくて惷の所に走っていった
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