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―ハロルド視点―
「―――、―フ―。
…ロフト!」
今日も一日の最初の仕事はロフトを起こす事。
……わたしも眠いのに…;
「ん……、ハロ…ルド…?
未だ寝かせてくれ…。
Zzz...」
……そう…、良いんだ……?
「……シェリー、やっちゃって。#」
わたしの後ろで本を読んでいた少女に指示をし、わたしはロフトから離れる。
「『メテオ・フォール・ストライク』!」
容赦無く隕石降臨魔術を放つシェリー。
あ……;本当にやっちゃった…;
―ズドーーーンッッ!!―
「いっっってえぇぇえっ!;
シェリー、何しやがる!?#」
「ボケ男!!
貴方が悪いのよ?!
直ぐ起きない貴方がね!?」
「~~~っ!
…はぁ…。解った解った。
オレが悪かったよ。」
彼がこの事務所の所長、
"ロフト=ホワイト=ライト"24歳。
英国に住んでるのにコーヒーを飲む。
変わり者なのかも。
「ふん、初めからそう言えば良いのよ。
全くロフトは…。」
彼女は助手の
"シェリー=アンセス"12歳。
紅茶が有れば何も要らない……らしいよ。
ちなみに、わたしは
"ハロルド=カルヴァン"10歳。
ロフトの妹として暮らしてるの。
―ピンポーーン…―
「ん、お客さんかな?」
―ハロルド視点終了―
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