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―場面はロフト相談事務所へ―
「………。
ロフト…?"スーザンさんの死亡調査依頼"がまた入ってるよ…?」
「…はぁ~。 またかよ…;
以前断った筈だろうに。
第一、其は警察の…って、魔族の娘だったな。
面倒な……;」
ロフトとハロルドの2人は、断っても依頼をし続けて来るスーザン=トゥーレインの件に頭を痛めて居た。
トゥーレインは、ロフト達の住む街の地主。
金に物を言わせ、無茶を強いる魔族の者だ。
「全く、こりゃあ一回本腰入れて調べるか?
そうすりゃ、あの地主も納得するだろ。」
―リーンゴーン…―
ロフトが資料整理に取り掛かって間もなく、呼び鈴が鳴り響く。
「……ったく、今日は厄日だ畜生。
ハリー、出ろ。」
「ん。良いの?
は~い!」
用件を訊く為に、玄関へ向かうハロルド。
ロフトは其の背中を不機嫌な顔で見送る。
「……良く無ぇよ…#
面倒な…。」
……愚痴を零す始末…。
主人公が此奴で良いのかな、いやホント…;
「ナレーション(作者)黙れ#」
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