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弟たちにわ伝えてあった
私家でていくから
あんたたちお母さんをよろしくネο
弟だけとわ連絡とろうとパソコンにメールをしてやりとりしていた
━お母さんどう?
━お母さん
すげー泣いてたよ
おねえちゃんのバイト先にまで飛んでいってなにかきいていないか心当たりないか聞きながら大泣きしてた
俺はみてられんかったοあれから狂ったように泣いてるよ
━…バイト先にまで行ったのか…
そんなに泣くことかな…
やっぱりこの頃の私は
なんにもわからなかった
親の気持ちすらο
毎日お母さんからメールはとまらなかった
━どこにいるの?
━誰といるの?
━帰ってきて!!
━もう怒らないから…
━お願い…
この頃
お母さんはやっとメールの打ち方を知った時期だったのに
苦手なメールをたくさん打って
たくさん送ってくれたんだ
今おもえば電話にでて
お母さんの声をきいたら帰りたくなりそうで怖かったんだ
ただ家出した理由を
知って欲しかっただけだった
もう縛られるのは嫌だった
子供は親が思うほど子供ぢゃないってことο
でも私はまだ弱かった
何度も震える携帯に絶え切れずメールを返してしまうんだ
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