叶えるもの…見つけたもの

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「…ったく…この剣を手に入れてからいいことないな…なんでこんな仕事請けたんだろうな、命いくつあっても足りないぜ!!」 その男は持っていたバックから不意にパンを取りだし口元に近づけた。 「飯を食わなきゃやってられるか!!」 ふとさっき会った男の顔が脳裏に過る。 「しかし…あの赤髪若かったなあ……俺と対して歳は離れてないだろぅ…あいつの目は本気だった…」 俺はこの剣をある人の命令で届けていた。簡単に言えば運びやだ。しかし運んでる途中であの赤髪…横山か?横山がこの剣をよこせと…
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