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だから弱いの
現実に縛られ傷を負っているが為に
いつまでたっても…………
真実に行き着く事が出来ないでせめぎあっている人達の方がほとんどで…………
私は多くの人達の代わりに涙を流し続けた。
泣き疲れて……
痛みに堪えられなくなって
休みたくて
私は私自身を壊した。
他人の傷と自分は
関係ないと
分かっていても
割り切れずに
いつも潰されてばかりの
自分に
正直イヤになった。
でも、信じた。
壊れた後は
好きなものだけを
追いかけていられる
私になれていることをなによりも一番、強く願っていたから
人により心を殺され、
人の理不尽なエゴを受け入れて我慢したがゆえに、
罪の無い傷を付けたくない
好きになった
誰かに
私を潰した相手に
返り討ちが
出来なかっただけの
変動をブツけて傷を追わせてしまう程になってしまった
嫌いで邪魔な私を
好きな私ごと
破壊した。
消える最後は凄く
切なくて
寂しくて
不安で
恐かった。
それでも解放してあげたかった…
私は……雪菜。
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