堕ちた先で

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もしかすると、過去にきてしまったのかもしれない。 でも、そんな事が現実にあるわけがない。 今度は、いよいよ私の方が混乱してきた。 考えれば考えるほど、答えがまとまらなくて、よく分からない。 頭を抱えて座り込む私に、市原凪沙が優しく 「やっぱり、病院にいこうよ。一緒について行ってあげるから。」 そう促しながら、私の肩を触る。 その手を振り払い、私は叫んだ。 『大地はどこ?!』 .
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