17700人が本棚に入れています
本棚に追加
/760ページ
グオォォォァァ!!!!
龍「咆哮か………へぇ~中々」
ドラゴンの口から言葉ではない凄まじい鳴き声が、放たれる
??「…………まったく怯まずか………怯み逃げ出せば楽なものを」
小手調べで逃げ出せば見逃すつもりだったと言う
龍「魔力の発散と特大の音量による凄まじき咆哮……………………まぁ並の人間なら逃げ出すだろうが………あ!! いい事考えた」
自分の言葉の途中に何かを思いつきニヤリと笑みを浮かべる
龍「ミリ!! 耳塞げ!!」
スゥー
ミリに一声かけた後に思いっ切り息を吸い込む
グッ
ミリ「やる事の予想つくけど龍一のいい事って大抵………変なアイディアなのよね」
耳に手を力いっぱい当てて不安を口にする
ミリダイスキダァァァァァァ!!!!!!!
恥ずかしい言葉を咆哮のごとく叫ぶ
ビリビリビリビリ!!!!
音が、刃のごとく肌に突き刺さる
ミリ「やめて!! 痛い上に恥ずかしい!!」
耳を塞げども聞こえる愛の叫びに赤面しながら必死に叫ぶ
龍「………さぁてと………俺は、今からココ通るけど………………お前どうする?」
咆哮の内容は、ともかく魔力の放出量でも声の音量でも格の違いを見せ付けた龍一
??「くっ…………覚えていろ」
バサッ!!
凄まじい風と共に飛び立ち龍一達の前から逃げるように遠ざかる
最初のコメントを投稿しよう!