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お互いにカードを確認することで不正をできないようにするわけだ。 「OK」 『OKよ』 そして、お互いにカードを返しあった。 「シャッフル」 はると寸止めの智は、マスターの声と同時に手札を繰りはじめた。 そして、止めの合図と同時に手札を動かすのを止めた。 「フィフス」 フィフスは、シャッフルしたカードの上から5枚を取り手札にすること… 戦いの火蓋が切り落とされる… 『この勝負、ただの勝負じゃない…』 「ん…?」 『この勝負…私が勝ったら、私に2000万払いなさいよ』 「なんだ、君、仇討ちとか言って、結局…金目当てなの?」 『あんたみたいな…人の命を弄ぶヤツには…それぐらいのお灸据えなきゃ気がすまないわよ』 「クククッ…そうか。」 寸止めの智はニヤニヤと笑みを浮かべて言った。 「じゃあ、逆にボクが勝ったら何かしてくれるのかな?」 『まあ、まず無いけどね…いいわよ。』 「なら…」 寸止めの智は鋭い目付きで言いはなった 「二度と交易バトルできないように」 「指、全部切り落とそうか」 『!?』 「2000万だからね、それなりのリスクは背負ってもらわないとね」 寸止めの智はにこやかに鋭い声で言った。
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