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『朱き翼』《瀬口夏火》
『遠距離武器』
<LEVEL 137 >
&
『朱き翼』《瀬口宇宙》
『遠距離武器』
<LEVEL 535 >
VS
『真倉双璧魔法高校遠距離武器担当教師』
《前橋庄司》
<LEVEL 841 >
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あまりにも比較するのが馬鹿らしいほどレベルが違う。しかし俺のレベルは魔法で無いぶんレベルDの実力ぐらいはある。
「先生不公平じゃありませんか。あんたが勝っても負けても俺達は解散だ、これは不公平だ」
兄貴が唐突に言った。
まあ確かにそうだな。
「ふっ、何を言いますか、元々貴方たちが戦うからいけないのでしょうが」
「ほう、負けたときも考えて保険をかけるのか。卑怯極まりないな」
前橋教師の眉間に若干シワが寄る。いくら冷静な教師でも小馬鹿にされるのはしゃくに障るのだろう。
「ふっ、まあ良いでしょう、万が一負けるようなことがあれば見逃してあげましょう。万が一ですがね。」
万が一を強調する言い方だった。
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