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「俺は海座宮直久(かいざみやなおひさ)だ……な。よろしく……な」
なんだ結構まともな奴ではないか。
「好きなことは賭け事です。得に麻雀……女子の脱衣……な」
前言撤回、アブノーマルだ。嫌だまともな奴が欲しい。
最後は黒髪のポニーテールの女の子、これがヒカリの友達なのかな。
「私はミラ=エリクスてっ名前だ。ミラと呼んでくれ」
なんか男らしい女の子だな。それにしても胸がでけえ。
「とりあえず今日は慣れてくれ、ナツ!俺は少し用事があるからあとは頼む」
「ちょ!こらぁ!またんかぁ」
俺のささやかな抵抗は虚しくレイは走り去って行った。
「なにしてんのよナッカ」
「あっエリュ」
問題児3人組とヒカリが教室にやって来た。
☆☆☆☆☆☆☆☆
「という訳なんだ」
俺はこれまでの経緯を伝えた。
「成る程ね、それじゃあウチらも自己紹介しておこうか」
全員の自己紹介が終わると得にやることが無い、戦闘しようにも部隊編制期間だし暇だ。
ふとカナルさんの方に目をやると、木刀を持ちながら睨み付けている。
「あのさぁチェコ、あれはどうすれば」
「僕にはどうすることも」
こいつ嘘つきだ。俺を血祭りに上げたいのか。
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