『新たな仲間Ⅱ』

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「もう嫌だ」 あんな罰ゲームは洒落にならん。おかげさまで反省文を10枚書かされたし。 「結構遅かったですね」 「チェコのようないい子にはこの気持ちわかるまい」 あともう少しで逃げられたのに、あんなところに石を置いた奴は誰だ。 「ミーが思うにこのゲームだと2人しか出来ませんから、違うゲームにした方がいいんじゃないですか」 「……つまらない……な」 圭太郎と直久は床にねっころがっている。 「ならこれはどう?」 ミラは次に違うものを取り出した。 「王様ゲームだよ」 ほう、確かにこれなら全員が参加することが可能だな。 カード式の王様ゲームが始まった。 ――――――――――――――― -1回目- 「王様は俺だな」 1回目の王様は兄貴のようだ。 さてさて俺の番号は、3か。 「5番が3番に顔面パンチ」 どうしてだろう、汗が止まらない。いや問題は5番の人物だ。 「5番は誰だ」 「はいあたし」 「3番は誰だ」 今日が俺の命日になる可能性が…… 俺は渋々手を挙げた。
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