24人が本棚に入れています
本棚に追加
これは私が部活帰りに体験したお話です。
昔、部活が長引いてとても遅くなってしまったときに、私は早く家に帰りたかったので
普段は通らないけど近道できる道を通って帰ることにしました。
そこは、ボロボロのトンネルを通らないといけないのですが、トンネルの中は、電気が所々消えていていかにも不気味な場所でした
私は「気味悪いな~」と
思ったのですが、しかたなくトンネルに入っていきました。
中に入ってしばらく歩いていると後ろから
「コツ、コツ」と足音が聞こえたので、私は「人がきた」と安心していました
トンネルの真ん中くらい で足音が近づいてきたので、私も足を早めたら
足音も速度を上げてついて来たのです
私は「不審者か?」
と思って走ってトンネルの出口に向かったら後ろの人も走って追いかけて
きたので、怖くなって急いで走ってる途中に不審者の顔や、靴や証拠になるものを見ておかなければいけないと思って
後ろをふり返ったら
後ろには誰もいなかったのです。
いつの間にか足音も聞こえなくなり、トンネルの出口についたとき
私は怖くなり家まで走って帰り、親や友達にそのはなしをしたら
お父さんがいきなり
「あのトンネルに近づいたらだめだ!」と大きな声で怒鳴りました。
お父さんによるとあのトンネルを作るときに落盤事故が起き沢山の人が亡くなり
それ以来そこはあまり知られていない心霊スポットになっていたそうです
最初のコメントを投稿しよう!