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「はい、お兄ちゃん
はやく汗拭かないと風邪引いちゃうよ」
「あぁ、ありがとう羽美」
今しがたタオルを持ってきてくれたのは桜井 羽美(さくらい うみ)俺の妹だ。
同年代の友人と比べても身長は少し低めで、顔立ちも中学3年生と言う実年齢よりもあどけない印象をうける。
まぁ、簡単に言えば童顔なのだ。
ただ、ある一部は実年齢よりも成長してしまってはいるが(青少年である読者の皆さんなら分かるだろう)。
そのほかにも成績優秀、スポーツ万能、さらに社交性も高く友達も多いらしい。
この点だけ見れば、どこに出しても恥ずかしくない自慢の妹だ。
唯一つ、ある欠点を除けば
それは
羽美「なに?お兄ちゃん私の顔じっと見て……もしかしてお兄ちゃんヤりたくなちゃった?
いいよ、お兄ちゃんがヤりたくなったら私」
桜井「さて、そろそろアイツが来る時間だな」
そう極度のブラコンなのだ。
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