報告1~再会は偶然に~

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「はい、お兄ちゃん はやく汗拭かないと風邪引いちゃうよ」 「あぁ、ありがとう羽美」 今しがたタオルを持ってきてくれたのは桜井 羽美(さくらい うみ)俺の妹だ。 同年代の友人と比べても身長は少し低めで、顔立ちも中学3年生と言う実年齢よりもあどけない印象をうける。 まぁ、簡単に言えば童顔なのだ。 ただ、ある一部は実年齢よりも成長してしまってはいるが(青少年である読者の皆さんなら分かるだろう)。 そのほかにも成績優秀、スポーツ万能、さらに社交性も高く友達も多いらしい。 この点だけ見れば、どこに出しても恥ずかしくない自慢の妹だ。 唯一つ、ある欠点を除けば それは 羽美「なに?お兄ちゃん私の顔じっと見て……もしかしてお兄ちゃんヤりたくなちゃった? いいよ、お兄ちゃんがヤりたくなったら私」 桜井「さて、そろそろアイツが来る時間だな」 そう極度のブラコンなのだ。
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