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お兄ちゃん、起きて
お兄ちゃん、起きて
おにい……
ガチャ
桜井「あいつめ、また手の込んだことしやがって」
我が妹が仕掛けていった特製目覚まし(いつも寝る前は、普通の目覚ましになっているのだが)を止め背伸びをしながら脳を覚醒していく。
現在の時刻は五時を指していた。
桜井「さて、朝の鍛錬始めますか」
俺はジャージに着替えると庭の方へと向かった。
庭へと着き準備運動もそこそこに済ませると、俺はゆっくりとした動作で構えを取っていく。
そして架空の相手目掛けて拳を放つ。
それを数回繰り返した後、今度は蹴りを数発、連続で叩き込こんだ。
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