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「待て俺のメモリを返せ!!」
「全く、ホントにしつこいなっ…。」
海東にメモリを奪われたあと、1度は見失った照井だったが、
3人の男女と話しているのを見つけ、逃げる海東を追いつづけていた。
「仕方ない…。」
そう呟くとゆっくりと足を止め、照井の方に振り向いた。
突然足を止めた海東にやや驚きながらも、
同様に立ち止まる。
今まで追うのに夢中で気がつかなかったが、
いつのまにか人気のないひらけた場所に来ていたようだ。
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