1.Dの旅人

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「やあ、士!相変わらず来るのが遅いんだね。」 この言葉を発したのは、3人とは別の新たな声だった。 士たちは声の方へと視線を向ける。 「大樹さん!」 「海東…。」 視線の先にいたのは一人の青年、 歳は士と同じくらいだろうか。 どこか飄々としていて、 悪戯っぽい笑顔を浮かべている。
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