9人が本棚に入れています
本棚に追加
くすくす……まさかこんなところでお会いできるとは思いませんでした。
いかがですか、救いようのない少女たちの物語は。滑稽で愉快で、面白いでしょう?
今回の物語は、散りばめられた「鍵」をかき集めた、少し特殊なものです。
謎を解くためのヒント。
それぞれの想い。
他愛のない日常。
もうひとつの過去(ハジマリ)と、もうひとつの結末(オワリ)。
そして、未来への「鍵」――。
この物語の謎を解いていく上で、この「鍵」たちは重要な役割を果たしてくれるでしょう。
そしてもう一つ。この物語を読む上での注意です。
この物語はそれぞれの人物の視点で描かれています。故に、物語の中にある「鍵」は必ずしも「真実」ではありません。
人は、自分の都合の良いように事実をねじ曲げたり、脚色したりするものですから。
.
最初のコメントを投稿しよう!