第一章

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?「はっはっはっはっは」 大翔「!?」 突然暗闇の中で笑い声が響いてきた。 暗闇の中、目を凝らしていくと…… そこには予想もしなかった人が立っていた。 大翔「木下オーナー……?」 ?「私は木下オーナーではない」 思わずつぶやいた名前は一言の下、切り捨てられる。 大翔「いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ。どこからどう見たって木下オーナーじゃないですか!?」 ?「私の名はアロハキング」 大翔「……………」 もう、どこから突っ込んでいいのやら。 アロハキング 「piaキャロットの爆発で死亡した君のために、私はニンジンを二つ持ってきた」 ツッコむ間もなく意味不明な言葉が次々と繰り出される。 大翔「というか第一章と最終章が混ざってます!」 アロハキング 「いや、そのツッコミもどうかと」 ……案外常識人だった。 アロハキング 「……とにかく……」 こほん、とひとつ咳払いをしてから、木下オーナー……じゃなくて、アロハキングが話をすすめる。 アロハキング 「おとなしくこのニンジンをくらって、さくっと生き返りたまえ」 大翔「いや、っていうか、どうしてそのアロハキングが俺を助けてくれるのか、さっぱり意味不明なんですけど!?」 アロハキング 「いいから黙ってくらえいっ!」 大翔「んごんぐっ!?」 気合一閃、突き出されたニンジンが、俺の口に突っ込まれる。 一瞬の息苦しさと同時に…… だんだんと意識が遠くなって…… 俺は……
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