第一章

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大翔「んぐ……っ!?」 息苦しさにむせながら体を動かすと、とたんに景色が一変した。 大翔「どこだ…ここ?」 暗闇から放り出されたかと思ったら、今度は白一色の部屋。 味も素っ気もない、白いパイプベッドから、俺は転げ落ちていた。 なんて、まだるっこしい表現をするまでもなく… 大翔「病院……?」 ?「おおっ、気がついたかね!?」 大翔「え……?」 大翔「あ、アロハキング!?」 木下「は? え? な、なんだ?」 大翔「生き返った!? マジですか? どうなってんだ、 あなたはやっぱりM78星雲からやってきた……」 木下「いったいなんの話を……」 大翔「あ……もしかして、生き返らせたからって光の巨人になって戦えとか、そういう代償が? いや、でも俺、眼鏡も棒ももらってないですよ!?」
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