第一章

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大翔「……信じられん」 俺はこの事実に打ち震えていた。 神よ、マジですか? なんと…… 信じられないことに……っ!! 大翔「なにも起こらなカッターっ!!」 あーっ、あーっ、あーっ…… 無人のフロアに俺の魂の叫びがこだまする。 バイト初日のウエイターとして、食材の積み下ろしから厨房手伝い、フロア業務と、一通りの仕事をしても、何一つトラブルがなかった。 大翔「きたきたきた。よし、きたぞ。やっぱり俺の人生、これから順風満帆だ!」 こないだ神社におまいりしたのが効いたんだろうか。 それとも、おばあさんの道案内をしたのが良かったのか?
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