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翔は地面を指で
いじいじする。
『オレって…
役立たず…?』
歩は翔を慰める。
「大丈夫だよ、
バンドにピアノが
あっても」
翔はある事を
思い出した。
『そういえば!?
従兄弟のミキ兄が
ギターをやって
いたなぁ』
「そうなんだ」
翔は立ち上がる。
『ミキ兄にギターを
教わろう!!』
「あと、バンドの
メンバーも
集めないと」
『そうだなぁ』
「頑張ろうねぇ」
『うん』
その後に翔は
急いで従兄弟の
ミキの家に行った。
ミキ兄は僕の
父親の兄の息子で
僕の家から近い、
父方の祖父と
祖母の家に
住んでいた。
ミキ兄はすごく
イケメンで
高校生時代に
友人たちと
バンドを
やっていた。
翔はミキの部屋の
ドアを開けた。
『ミキ兄!!』
ミキは驚く。
「なに!?」
翔はミキに
土下座した。
『ギターを教えて
欲しいだけど!!』
「急にどうした!?」
『実は-…』
翔はミキに歩と
バンドを組む事を
話した。
「そっか、彼女と
バンドをやるだ」
『だから、ギターが
上手い!!
ミキ兄に
頼んでいるだよ』
「そんなに…
褒められると
照れるなぁ」
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