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ミキは照れて、
自分の頭を撫でる。
『ダメかなぁ?』
「分かった」
翔は喜ぶ。
『本当!?』
「でも、オレの
ギターのレッスンは
すごく厳しいぜ」
『覚悟しています』
その日から、
家にに帰ったら。
すぐにミキ兄の
家に行って、
ミキ兄の厳しい
ギターのレッスンを
する日々だった。
夏休み中。
翔は歩と友幸と
一緒に翔の部屋で
勉強会していた。
翔はだらける。
『なぁ・・・歩』
歩は顔を翔の方に
向ける。
「うん?翔、
どうしたの?」
『何で・・・友幸が
いるだよ!!』
「別にいいじゃん、
オレが歩ちゃんと
翔のラブラブを
邪魔しているわけ
じゃないだし」
『十分、お前は
邪魔だよ!!』
「ひどいなぁ!」
『どっちがだよ!!』
「オレだって、
ヤバヤバなんだよ」
「友幸君のお父さん、
厳しい人だったけ?」
「うん、前のテストで
65点を取ったら
ひどいめに…」
『お前が勉強して
いないから、
そんな点を
取るだよ』
「翔はいいよなぁ、
親にうるさく
言われなくって」
「翔の場合は昔から
勉強が嫌いだから、
翔はやれば出来る
だけどねぇ」
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