第01章 出会い

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歩はいつも、笑顔で 明るい女の子。 クラスの皆に 人気者だった。 ある日の放課後。 翔は学校の生徒の 玄関で外用の靴に 履き変えて、 帰ろうとしたら。 歩が呼び止めた。 「ねぇ!!一緒に  帰ろうよ!!」 『何で?』 「帰る方向が 同じから」 『好きにすれば』 歩の歩きながら 翔に話し掛ける。 「翔君のお父さんは  何の職業なの?」 『トラックの運転手』 「そうなんだ、  あたしの  お父さんは  大工さん」 『そう・・・』 歩は急に立ち止まる。 「今からあたしの  家に来ない?」 翔は立ち止まって 歩の方を向いた。 『何で?』 「翔君と一緒に  遊びたいから」 『分かった』 歩は喜ぶ。 「やった!!」 翔は歩に連れられて、 歩の家に来た。 歩は翔を家の中に 入れて。 「ここがあたしの  部屋だよ」 翔は辺りを見回す。 「座って、  待っていて」 歩はどこかに行った。 翔は部屋の真ん中に 座った。 不思議に心臓が ドキドキした、 友達の家に来た だけなのに・・・。 翔は歩の部屋の 隅っこにある、 電子オルガンを 見つけて近寄った。 電子オルガンの スイッチを入れた。
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