第01章 出会い

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翔は電子オルガンを 弾き始めた。 翔が電子オルガンで 弾いた、 曲を終わった。 翔が気付くと お菓子とジュースを 持って来た、 歩が拍手する。 「翔君、オルガンを  弾くのが上手いねぇ」 『ごめん・・・  勝手に弾いて』 「別にいいよ」 『ありがとう』 「翔はピアノとか  習っているの?」 『いいや・・・  ピアノとか  音を頭の中で  覚えた・・・』 「すごいねぇ!!  将来はピアニストに  なりたいの?」 『別に・・・  ピアノとかを  弾くのが好きな  だけだから』 「そうなんだ?」 『うん・・・』 「さっきの曲って  何ってタイトル?」 『まだない、  未開完成だから』 「翔君が作った曲?」 『うん』 「完成したら、  また聞かせてねぇ」 『うん、分かった』 「約束だよ」  歩は右手の小指を  翔に差し出す。 「指切りして」 『嫌だよ!!』 「じゃあ、泣く」 歩は涙目になる。 翔は困り果てて、 歩と指切りをする。 歩は喜ぶ。 「やった!!」 僕はこの時に 歩の事を好きに なったと思う。 翔が家に帰る時、 歩は家の玄関まで 見送る。 「じゃあ、明日ねぇ」 『うん』
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