第01章 出会い

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あれから月日流れ、 6年後。 -中学1年生の頃- 僕らは中学になる。 それぞれ、 別々に友達を作る。 でも・・・ 下校の時に 一緒に帰るのは 昔と変わっていない。 夏の近くのある日。 翔は生徒の玄関の 近くでヤンキー 座りをして 歩を待つ。 『遅いなぁ・・・』 そこに小学校から 友達の友幸が来た。 「翔!!」 『お~!』 「今日もかわいい  彼女の歩ちゃんを  待ちなの?」 『歩はオレの  彼女じゃねぇよ!!』 友幸は翔の隣に ヤンキー座りする。 「じゃあ、何で  飽きずに毎日、  待っている?」 『待っていないと  スゲー怒るし、  泣くし・・・』 「簡単に言うと  翔は歩ちゃんに  尻に敷かれている  でしょう?」 『そうそう、  歩の制服が  汚れない様に  オレが下にって!?  違うって!!』 翔は友幸の頭を叩く。 「翔は相変わらず  ノリツッコミが  上手いねぇ」 『お前がよく低い  ボケを言うから  慣れだよ』 翔と友幸が 話していたら、 歩がやって来た。 「なに、そこで  話をしているの?」 歩は翔達に近寄る。 『別に・・・  いつもの友幸の  バカのボケを  相手をしていた』
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