2. 白紙の世界

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リリリリンッ! 「!?」 白紙の時計が突然鳴り出した。 すると外は砂煙で見えなくなった。 「…」 胸騒ぎがする。 今外を出てはいけない。 けど、外に出なきゃならないと隼世は思った。 「一か八… 大丈夫、俺は…」 隼世は外へ駆け出した。 _
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