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シチューを食べ終え(青年は人参を嫌々ながらも食べたが)、店の方へ移動した2人。
時計を見た青年は驚いたように目を見開いた。
「このマークは、俺の!?
いや、それだけじゃない…
クウガやアギト…龍騎にファイズ、ブレイド、ヒビキ、カブト、電王…それにディエンドまで…
何で仮面ライダーのが…」
「仮面ライダー…」
『俺は、通りすがりのライダーだ』
「(俺は一体…)」
「…アンタの名前…
もしかして津軽か?」
「!」
青年の言葉に驚いた隼世。
青年の目は真剣で、ジッと隼世を見ていた。
「俺は、津軽隼世。
お前は、俺を知っているのか?」
「…俺は門矢士だ。
アンタについては良く知らない」
「そうか…」
「だが」
士はコートのポケットから錆びた時計を出した。
「もしかしたら知っている奴かも知れないんだ」
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