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「と、まぁコレが俺達が憶えていた所までだ」
「憶えていた所…?」
長く話をした士は喉を潤す為紅茶を飲んだ。
隼世は士の言葉に疑問を感じた。
「その後は何故か詳しく覚えていないんだ。
ただ、鳴滝は海東の予想通り世界の破壊を企んでいた事と、ディセンドによってその場から逃げた事位だな」
「………」
「まだ続きがある」
士は紅茶を今一度口に含み、飲むと机に置かれた錆びた時計を眺めながら話した。
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