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~20分後~
創『いましたか?』
マイ『……
いませんね…』
俺とマイさんは手分けして愛子を探したのだが、愛子はいなかった。
ジョニー『もう、じれったい。
電話してみたらどうなんですか?』
創『そ、そうか!
電話!』
マイ『グッドアイディアですよ!創くん!』
ジョニー『ワタクシのアイディアなのに…』
やはりマイさんにもジョニーの声は聞こえていないようだ。
まぁ、とりあえず電話だ。
おれのPSP(ジョニー)を操作してアドレス帳を開く。
と言っても、愛子とマイさんの名前しかないんだけど…
ジョニー『ピポパポ…
プルルルルル…プルルルルル…』
なかなかでない。
ジョニー『現在、プレイヤーの都合により、電話に出ることができません…』
???
これはもしや?
PSP『いわゆる着信拒否ですね…』
ガーン
マイ『どうでしたか?』
創『着拒されてます。ウゥ』
マイ『落ち込まないでください!
とりあえず私めかけてみますね…
…………
駄目です。
私も着信拒否されてます。
マイさんはいったい…』
とりあえず、俺が愛子に嫌われて着拒された訳ではないようだ。
しかし、愛子に連絡がとれなくては、愛子の安否が気になる。
愛子の身に何かあったのだろうか?
もしかしたら、すでに死………
ジョニー『死んでいる心配はないですよ。
仮に愛子さんが死んでいるならば、PCPには電話は通じませんよ。』
ジョニーには俺が心配していることがわかっているようだ。
マイ『一応、ポケモンセンターのフロントに行って、宿泊履歴を確かめに行きましょう!
とりあえず、愛子さんが創くんの隣の部屋を借りたのは確かなんですよね?』
創『はい…』
『愛子さんがいるはずの部屋に別の人がいる。
つまり部屋の鍵を返してチェックアウトするために受け付けにたちよったはず。
受け付け担当のジョーイに聞けば、いつチェックアウトしたかわかるはずです。
聞いてみましょう!』
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