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貞子似のジョーイから奪いとった手紙は
手紙と言うよりメモ書きだ。
しかも四つ折りにされただけの。
マイ『これは、ポケモンセンターの受け付けに置いてあるメモですね…
ホラ、これです。』
マイさんが指差した先にはまったく同じメモがあった。
創『その場で書いたってことか…
どれどれ』
俺は四つ折りにされたメモを開く。
■■■■■■■■■■■
創へ
私にはやらなければならない使命があります。
時期が来れば、創にも話したいと思います。
それまでは探さないでください。
愛子
■■■■■■■■■■■
手紙にはたったそれだけしか書いていなかった。
でも、とりあえず無事ってことなのか?
何か腑に落ちない。
使命ってなんなんだ?
マイ『愛子さんなんて言っているんですか?』
俺はマイさんにも手紙を見せた。
マイ『やらなければならない使命…ですか…
気になりますね…』
創『あいつは正義感が強くて、何でも一人で責任を負おうとするやつなんです…
きっと今回も自分一人で何とかしようとしているんです。
危険もかえりみず………』
創が俯いて、つぶやいたのを聞いたマイは
マイ『ウフフ…
本当に愛子さんの事が好きなんですね。』
と、創に聞こえないように呟いた。
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