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それから、落ち込んでいる俺に気を遣ったのかマイさんは朝食に誘ってくれた。
マイ『勿論私の奢りですよ!
どうせタダですから。』
正直、ポイントが少ない俺にとったら、朝食がタダになることはとても嬉しかった。
マイ『すみませーん!!
グラタンくださーい!
大盛りでお願いしますよ!
創君も何か頼んで!』
気がつくと、マイさんは注文をしていた。
朝からグラタンってヘビーだな…
創『はい…
じゃあ、俺はオムレツ定食で…』
マイ『創くん、元気出してくださいよ。
失礼かもしれませんが、創くんのためにハッキリと言っておきます。
人の事より自分の心配をした方がよろしいのではないですか?』
創『へっ!?』
マイ『PCPであなたの情報を見る限り、創くんの所持ポイントはあまり多くはないです。
食事、買い物、通行などですぐにポイントはなくなるでしょう。
ポケモンの育成と同時にポイント稼ぎをしないと少しまずい気がします…
このままじゃreal worldでは生きてはいけないでしょう。』
real worldで生きてはいけない…つまり死ぬということか。
ジムバッジ6つ持っているマイさんに言われたら説得力があるなぁ。
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