ズバットα

4/6
前へ
/108ページ
次へ
ダダダダダダ… 人間達がニュー開発と称して、僕達の洞窟に攻めてきたのだ。 僕達、ズバット、ゴルバットは人間達と戦った。 しかし、人間達には手も足もでなかった。 僕の仲間はどんどんと殺されていった。 僕『どうするんですか!? α様! 壊滅状態ですよ!!』 僕が泣きながら訴えると、α様は『心配ない。 ワシがなんとかする。 仲間達を頼んだぞ! 何があってもしっかりと仲間を守り抜くんだじゃ! ワシたち先代の記憶を受け取っておくれ…』 そう言うと、α様は僕の額に自分の手をかざした。 僕は暖かい光に包まれる。 不思議な感覚に陥る。 …これが代々のα様やの記憶なのか… α様『これで、今日からお前が28代目のα! ワシはただのクロバット!』 そう言うと、α様は人間達に立ち向かっていった。 最後に、……… 『人間は沢山の欲望を持って生きている生物だ。 だから、今回はこんな結果になった。 じゃが、人間を憎んではいけないぞ… ワシは昔、ある人間と旅をしたと言ったな… お前のもとにも、お前を必要としている人間がいつか現れる。 その時はこの世界の破滅が近い時じゃ。 お前はその人間に必ず遣えるのだ。 』 そう言い残して…
/108ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加