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ダダダダダダ…
人間達がニュー開発と称して、僕達の洞窟に攻めてきたのだ。
僕達、ズバット、ゴルバットは人間達と戦った。
しかし、人間達には手も足もでなかった。
僕の仲間はどんどんと殺されていった。
僕『どうするんですか!?
α様!
壊滅状態ですよ!!』
僕が泣きながら訴えると、α様は『心配ない。
ワシがなんとかする。
仲間達を頼んだぞ!
何があってもしっかりと仲間を守り抜くんだじゃ!
ワシたち先代の記憶を受け取っておくれ…』
そう言うと、α様は僕の額に自分の手をかざした。
僕は暖かい光に包まれる。
不思議な感覚に陥る。
…これが代々のα様やの記憶なのか…
α様『これで、今日からお前が28代目のα!
ワシはただのクロバット!』
そう言うと、α様は人間達に立ち向かっていった。
最後に、………
『人間は沢山の欲望を持って生きている生物だ。
だから、今回はこんな結果になった。
じゃが、人間を憎んではいけないぞ…
ワシは昔、ある人間と旅をしたと言ったな…
お前のもとにも、お前を必要としている人間がいつか現れる。
その時はこの世界の破滅が近い時じゃ。
お前はその人間に必ず遣えるのだ。
』
そう言い残して…
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