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………ふぅ
久しぶりに大技を使うと疲れるな…
創の顔を見るとバカな顔をして寝ている…
俺様がこんなガキのポケモンになるのか!？
フッ
俺様も堕ちたものだ。
『α様…』『α…』『ボス…』
今までどこかで隠れていた仲間のズバットが続々と出てくる。
ズバットＡ『先代のα様の話は聞きました。
この人間と外の世界へ行かれるのですね？
いつかは旅にでるとはわかっていましたが
寂しくなります…』
どうやら、α様と俺様の会話は仲間達に聞こえていたらしい。
ズバットα『ああ…
今まですまなかったな…
頼りないリーダーで』
ズバットB『とりあえず、この人間達を洞窟の外に出しましょう。』
ズバットα『すまないな…
手伝ってくれ…』
こうして数羽のズバット達でガキどもを洞窟の外に連れ出した。
ズバットα『ありがとな…
今日からはみんなでこの洞窟を守っていってくれ…』
ズバットC『大丈夫です!
先代が私たちを見守ってくれてます！
絶対にこのズバット洞窟を守ってみせます!!』
ズバットα『ありがとな！
じゃあ、これで別れだ。
しっかりやるんだぞ。』
仲間のズバット達のことはやはり心配だが、俺様はコイツについて行くことに決めたんだ。
もう、後戻りはできない。
さっそく、創のリュックの中を探るとモンスターボールが出てきた。
確か、人間のポケモンになるには、このボールの中に入らなければならないんだよな………
……………
ボムッ!!!!
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