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ホルン『オイっ、時間だ。
催眠ガスが放出されるぞ
ガキと眠りたくなかったら、お前も操縦室に入れ。』
クラリネット『ホルンちゃんと2人っきりとか何されるかこ~わ~い~』
ホルン『いいから、早く入れっ!!』
クラリネット『でも、眠ったら余計何をされるかわからないね!
戻れ!、スリーパーちゃん!』
クラリネットはまた謎の球体を取り出し、そう叫ぶと怪物は光に包まれ、謎の球体に吸い込まれていった。
怪物がファーストキスになる心配はなくなったようだ。
よかった…
そして、クラリネットは操縦室に入っていった。
ホルン『だからあの女と仕事するのは嫌なんだよ…』
宏武『何が目的だ!
どこへ向かっているんだ?』
さっきまで静かにしていた宏武が急に口を開いた。
ホルン『今は言えねーよ
ウヘヘ、楽しみにしてな』
宏武『お前ボスやクラリネットに逆らえないから言えねーんだろ?
案外下っ端なんだな。』
ホルン『う、うるせー!
これでも隊の中ではナンバー7でクラリネットより上なんだぞ!』
宏武『お前は下っ端しかも女にビクビクしてるなんて情けないな~』
ホルン『う、ううるせー
real worldについたら、一番始めにお前を殺してやるからな…ウヘヘヘヘおっとお前も泡吹いて気絶してるそのガキみたいにお寝んねする時間のようだウヘヘヘヘ。』
そういうとホルンは操縦室に入って行ってしまった。
創『お前、だ、だ、大丈夫なのか?
殺すって言ってたぞ…』
宏武『あぁ、なんとかなるさ。
それに、あんな挑発で剥きになるなんて大した奴じゃないぜ。
それより、俺たちはreal worldってとこに拉致られるらい。
それと多分あの怪物はあいつらが言う通りならポケモンらしい…
いや、確かにあれはポケモンだ』
宏武は淡々と非現実的な事を陳述する。
この状況でよくも冷静にいられるな、こいつは。
創『ポ、ポケモンって、あのピカチュウとかのポケモンかっ?
で、でもあれはゲームやアニメの世界の話だろ?
それがなんで存在するんだ?』
俺は声が裏返って情けない声をあげている。
宏武『よくわからないけど、多分楽しい修学旅行では、な…い…な・・・バタッ』
創『宏武ー!』
宏武が突然倒れてしまった。
バタッ、バタッ、バタッ
周りを見ると他の人も倒れていた。
どうしてこんな…こ…とに…
バタッ…
そして、俺を含めた全員は気を失ってしまった。
それは悪魔のゲームの入り口にしかすぎなかった。
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