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俺はいつでもあいつと一緒にいた。
バカなあいつはいつも笑って俺の隣。
俺が1人で遊びに行こうとしても、いつもあいつに見つかり、あいつは笑って一言、「早く遊ぼうよ」。
今日は遊べない、そう口にしても、あいつは俺の服の裾を離さない。
いつも離さないから俺の持っているほとんどの服の裾はのびていた。
そんなあいつに俺はいつも言う、バカだな、と。
「バカって何?」
本当の意味なんて知らない俺は、バカなものはバカ、と決まり文句を言い、直ぐにあいつから逃げる。
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