はじめに

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とある町に神童とも呼ばれた少年がいた。 少年の家はごく普通の家庭であった、父親を除けばだが。 少年の父親は、すべて自分が正しい、家での事はすべて自分が決める、子供の夢など関係ない、三男である少年はクズだ、他の兄弟は良い子たち、都合が悪くなれば逃げる、他にも多々あるがここまでにしておきましょう。 父親は人間とは思えない独裁政治をおこなっていた。 そんななか、少年はグレていった。 自分はいらない存在、出来損ないだと思いながら。
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