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「繋がっていた・・だと・・・⁉」 アムロが口をはさんだ 「そうだ。ムラサメ機関はバスク・オムと手を組んでいたのだ。」 男が答えた・・・そして、そのまま話を続けた 「しかも・・・バスクは我々の研究がエゥーゴに渡るのを恐れ、消しにかかったのだ。 我々は抵抗するまもなく皆殺しにされた。・・・いや、正確にはされそうになったのだ。 私も含め、数人は運よく急所が外れ一命をとりとめた。 そして、その時誓ったのだ。 いつの日か我々の力を全世界に示し、世界の頂点に立つことを。 それこそが、死んでいった仲間達に対する償いだと。 それから、我々は待ちに待った。 そして今日・・・ついにその日が来たのだ‼ 地球連邦もネオ・ジオンも弱体化している今、一気に攻撃をしかけ壊滅させるチャンスがな‼」 男は力強く言い遂げた アムロが言う 「それがお前たちの目的か‼ ならば・・・それを阻止するまでだ‼」 男が反論する 「捕虜同然の身のお前が何を言う‼ お前もシャアも今や捕虜の1⃣人にすぎないのだ‼」 アムロはうつむき黙りこんだ 確かに、このままではどうしようもなかった アムロは顔を上げ、質問をした 「では・・・1⃣つ聞かせてくれ。 お前たちの完成させた「新人類」とはなんなんだ⁉」 男は少し考え答えた 「ふん・・・まぁ、いいだろう。 貴様が知ったところで、どうすることもできんのだからな。」 アムロは息をのんだ そして・・・男の口から新人類の全貌が語られた・・・・
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