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ー十数分後…
「遅いぞ!なーくん!」
「往来でその名を呼ぶなとあれほど…!」
「良いじゃない。その辺は姉としての特権よ!」
胸を張ってもその哀しい胸は大きくならんぞ。
「なーくん…ちょっと…お話ししようか…」
「おーけー…謝るからその鉈を下ろしてくれ」
「…チッ…」
と、まぁ何の変哲も無い会話をしながらレストランに到着。
そんでもって食事して、会計済まして、帰る。
それが、俺の『普通』だった。
そう、本来ならば……。
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