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不意に意識が現れる。
周囲を見渡すとそこは宇宙の様な空間だった。
「ここは…?」
『ここはお前の時代から遥か昔…後の銀河系と呼ばれる場所だ』
突如背後から声が聴こえる。
『始めまして…と言うべきか?
雲雀成よ』
振り返ると、濃紺の燕(ツバメ)の様な鎧を身に纏った男(?)が居た。
背中には翼もある。
 ̄\ / ̄
. /・\ .
. |・| .
↑こんな感じである。
※.←は光球
「アンタは一体…」
『俺の名は…
【ライディーンスワロー】!
諸事情で100年に一度覚醒する伝説のライディーンだ』
諸事情って何だよ(汗
『大人の事情ならぬライディーンの事情だ。
…話が脱線したな。
俺たちライディーンは何世代にも渡って超魔と戦って来た。
だが、その戦いもお前の時代のライディーン達が終止符を打った。
しかし超魔の残党は密かに徘徊している。
この九年で超魔の存在が人々の記憶から消えつつある』
「なら良いじゃないか」
『いや、それが原因で『ある世界』に超魔の脅威が迫ろうとしているんだ』
ある世界…?
「忘れる…記憶…存在…他世界……
…! 東方の世界…幻想郷か!」
※説明しよう!成は記憶にある単語から導き出される『答え』を記憶の隅々から引き出すのだ!
『大正解!
…そこでお前に頼みがある』
「何だ?」
『幻想郷に移った超魔を倒して欲しい。
無理無茶は承知の上だ。
だがこのままでは幻想郷が壊されてしまう!
頼む!雲雀成!俺となって、超魔から幻想郷を護ってくれ!』
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