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その何かを感じる報告に足を進める
と、同じ学園の制服を着て橙の紙をした女の子が数人の男たちに絡まれていた
「な、何か…用…ですか…?」
女の子は男たちに囲まれているせいか、びくびくしながら声を放った
「いやぁ、用って訳でもないんだけど。お前がとある貴族のお嬢様って聞いたもんだからさ~」
「ちょっとさ、お父さんに頼んで俺らに金くんねぇかな?」
ニヤニヤと口元を緩ませながら、そう言った
「え………そ、それは」
「無理なら無理でこっちも策はあるんだよね~手荒なマネはしたくないんだけどさぁ」
(なら、こんなことしないといいのに…)
男たちの言動の矛盾にそう思った女の子だった
そう言うと、1人がカメラ、もう1人がナイフのような刃物を取り出した
「………ッ」
誰でも刃物は恐い
女の子もまた然別
恐怖からか少し泣きそうになっていた
それを面白がってか、脅しがヒートアップしてきた
「金要求するだけでもいいけど、それだけじゃ物足りなくねーか?」
「ならカメラ使って、犯したの撮るか?」
「お?その案いいねぇ」
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