第1章 編入

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「とにかく、黒夜 澪くん。編入おめでとう」 「あぁ。試験とかないのか?」 「編入は書類審査だけよ」 なるほど。 と理解した澪 「話続けるわね?澪には特待生として2年A組に編入してもらうわ」 『2年A組』 という言葉を聞いて楓が反応した 「楓ちゃん、良かったわね?」 「ふえっ!?////」 思わぬ不意打ちで顔を真っ赤にした が、有香は気にしない様子で話を続けた ま、説明している間に学園について説明でも 国立魔術学園 名前の通り、国が立てた国民の国民による国民のための魔術学園 国立と書いてはいるが、国王の命によりこの学園の長、つまり有香が維持・管理をしている 小・中・高一貫校で、つい先月までは中学までが義務教育だったのだが、法律が変わり高校まで義務教育となった クラスは1学年につきA~E組の5クラス クラスは実力別に分けられていて、受験時に行われる筆記、実技試験の結果に基づいて決められる 澪はそのAクラスに編入する
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