第1章 編入

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「人気ですわね」 「……でも…男の人……苦手」 桜は男子恐怖感?のようだ そもそも、澪を男として見ているかどうかが問題だが 「にしても、黒髪って珍しいですよね」 「確かにそだねー。質問聞く限りじゃ、ここ出身らしいよー?」 ちゃっかり聞いていた桔梗 「それに綺麗ですわ。どのようにお手入れをしているのかが気になりますわ」 女の子を真っ当している唯 4人の中で1番髪が長い 故により気を遣っているのだろう 「……てか…本当に……男の人…なの?」 「俺は男だ」 包囲網から解放されたのか、楓たちに視線を向けていた 「澪さん。お疲れ様です」 「全くだ」 ふっ と軽くため息をつく 「私の友達の唯、桔梗、桜です」 周りにいた3人を紹介した 「よろしくお願いしますわ」 「よろしくねー」 「……よろ」 こちらこそ。 と挨拶を交わして、唯がちらちらと見てくるのに気付いた それに気付かない訳がない 「唯、どうした?」 「あっ…い、いえ、綺麗な髪だなと思っただけですわ////」 不意に名前で呼ばれ、頬を紅く染める 「触りたいならいいぞ?」 減るもんじゃないし。 と付け足す 「でわ、失礼しますわ」 澪の後ろに回り、そっと撫でるように触れる 「凄いさらさらしてますわ。もしかして赤いパッケージのものを使ってますの?」 「ん?良くわかったな。あれが髪質に1番合うんだ」 「私も同じもの使ってますから」 ニコニコと微笑みながら髪を触り続ける
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