第1章 編入

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やっぱりかぁ。 マスターはそんな顔をして、少し溜息をついた ちなみに、先程少年が倒した魔物は『シルバーウォルフ』 1匹1匹プライドが高いので、集団で行動することはない 「あとはこっちで調べてみるわ。澪(れい)は休んでちょうだい」 澪と呼ばれた少年は頷き、部屋を出ようとドアノブに手をかけた 「あ、もう1つあったから待って」 渋々戻る澪 「で?」 「国の法律が変わったのは知ってるわよね?」 コクリと頷く 「その1つで、高等学校まで義務教育化があるのよ」 「……つまり、通えと?」 うんうん。 と頷く 澪は16歳なので、高校2年にあたる 「私も法律には逆らえないもの。それと学園の保護をよろしくね?」 「わかった」 「手続きはしてあるから、明日の8時30分に国立魔術学園の学園長室にお願いね? あと、これに目を通しておいてね」 少し厚めの冊子を受け取り、マスターの部屋を後にした
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