第1章 編入

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場所はまた変わり、澪の家 リビングのソファーに座り、コーヒーで一服しながらも、言われたように冊子に目を通す 『国立魔術学園 編入の綴り』 「時期が時期だからか」 今は7月下旬 あと半月程で夏休みにはいる 今月頭に法律が変わったので、編入という形になった パラパラとページを飛ばしていく 『寮について』 「……?」 『国立魔術学園の特徴としてあげるものの1つとして、寮があります。 この寮は学園に通う生徒、勤める教師も住むことになります。 基本は全寮制になりますので、自宅通学などの例外は学園長の許可なしでは認めません』 と、書かれていた ただし まだ続いているようだ 『週末や夏季休暇などを利用し、自宅に帰ることは可能です。 その際には寮長に連絡をするようにしてください』 「なるほど」 コーヒーを飲み干し、寮生活に必要なものをまとめる
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